ASモナコ（フランス）のレオナルド・ジャルディム監督が3月15日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ後の会見に出席し、マンチェスター・シティ（イングランド）撃破の喜びを語った。
ファーストレグは敵地で打ち合った末に3－5で敗れたモナコ。マンチェスター・Cをホームに迎えたセカンドレグでは、堅い守りで相手にチャンスを作らせずカウンターで効率的にゴールへ迫った。
3－1で勝利したモナコは2戦合計スコアでも6－6で並び、アウェーゴールの差でベスト8進出を果たした。
「誰もが喜んでいる。我々は素晴らしい試合をした後に準々決勝進出という目標に達した。前半は相手にうまくプレスをかけていて、マンチェスター・Cにプレーをさせなかった。後半はもっとバランスが取れてきた」
ホームで逆転突破を果たしたモナコだが、ジャルディム監督は2試合とも自分たちのほうが優れていたと話す。
「2試合を分析するならばモナコは勝ち上がりにふさわしかった。我々は両方の試合でマンチェスター・Cを上回っていた」
リーグ・アンのライバルであり同胞でもあるパリ・サンジェルマンが、1回戦でバルセロナ（スペイン）に大逆転負けを喫したことを受け、「欧州におけるフランスサッカーの地位のためにもよくない」とコメントしていたジャルディム監督。プレミア勢撃破でフランスサッカーの意地を見せた。
《岩藤健》
page top
