ナポリ(イタリア)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、前回王者のレアル・マドリードと対戦し2連敗で敗退が決定した。だがマウリツィオ・サッリ監督は、チームの成長に確かな手応えを感じている。
敵地でのファーストレグを1-3で落としたナポリ、ホームでのセカンドレグも1-3で落とした。2戦合計スコアで見ても2-6と大きく差をつけられたが、どちらの試合も先取点を奪ったのはナポリ。試合内容もスコアほど一方的なものではなかった。ただ、勝負所を仕留める強さがレアルにはあった。
サッリ監督はセカンドレグを振り返り、「最初の50分間は我々のほうが良いチームだった。レアルはかなり苦しんでいた」と語っている。
「個人的にはレアル・マドリードが今夜のように、ボールをタッチラインに蹴り出すのは見たことがなかった。我々は彼らを苦しめられたということだ」
この戦いぶりに希望を見出したと話すサッリ監督。あと少し成長すればナポリはこのレベルで戦えるチームになると来シーズン以降に期待した。
《岩藤健》
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