UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、連覇を目指すレアル・マドリード(スペイン)はナポリ(イタリア)を下し、準々決勝に駒を進めた。
連覇に向けまた一歩前進したレアルだが、試合は立ち上がりから前半の45分間をホームのナポリに支配された。最終的には3-1で勝利したが前半の出来に不安を残すという意見に、ジネディーヌ・ジダン監督は「心配はしていない」と答えている。
「もちろん前半を見てみれば我々はもっとうまくやれたかもしれない。この前半よりも良いプレーをするべきだ。だが同時にこのスタジアムで彼らがかけてくるプレッシャーの中、難しい戦いになることも分かっていた。私に言えるのは試合は90分だということだ」
前半の戦いには確かに不満だが、後半は良くなり3点を奪うこともできたと話すジダン監督。この程度の経験は現役時代いくらでもしているという余裕すら感じさせる受け答えだった。
《岩藤健》
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