上位クラブに強い勝ち方をしたと思えば、次の試合では下位クラブ相手に取りこぼす。そんな安定しない戦い方もおなじみになっているリバプールだが、ユルゲン・クロップ監督は自分たちを指して「プレミアリーグのジェットコースター」と呼んだ。
リバプールは第26節でレスター・シティに1-3で敗れた。不振に喘いでいた昨シーズンの王者に自信を取り戻させるきっかけになってしまったが、次節ではトップ4争いを繰り広げるアーセナルとの直接対決で完勝した。
「レスター戦を落としたし良い戦いもできなかったが、あの試合は個人のひどいパフォーマンスがとても多かった。サッカーの試合に勝つのは本当に難しく、苛立つこともある。選手たちには、我々はこのリーグのジェットコースターのようなものだと話した。たくさんのアップダウンがあるからね」
サポーターも「強いのか弱いのか分からない」と困惑するが、ハマったときの強さは間違いない。あとは安定して発揮し続けられるようになるのが課題か。
《岩藤健》
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