サッカーのフランス杯が3月1日に行われ、パリ・サンジェルマンは2部のシャモア・ニオールFCと対戦し2-0で勝利した。
最終的には順当な勝ち上がりを見せたパリSGだが、試合は悪天候と荒れたピッチにも悩まされ、なかなか点を奪えない時間が続いた。ようやく先制したのは後半33分、FKからハビエル・パストーレがゴール前で押し込みネットを揺らした。
後半アディショナルタイムにエディソン・カバーニが決めて試合を決定づけたが、優勝を目指すチームとしては不満の残る内容だった。
試合後の会見でウナイ・エメリ監督は、「悪天候は理由にならない」と自分たちに言い訳を許さなかった。
「こういう天候になるのも普通のことだ。暑くても寒くても雨の中でもプレーできる。だからこそピッチについても何も話したくはない。時間が経つほどピッチが悪くなるのは当然のことだが、それは両チームにとって同じことだ。悪天候は言い訳にならない」
難しい環境の中でも最後は底力を見せた選手たち。エメリ監督もファイティングスピリットを称賛した。
「チームスピリットや我々が示したファイティングスピリットは良いものだった。我々とファンにとって、このフランス杯は良い試合だった。我々はこのタイトル獲得を目指している」
《岩藤健》
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