「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」男子シングル決勝戦が2017年3月2日(木)、横浜カントリー&アスレティッククラブにて開催された。
フランス・パリで開催される「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES」本戦出場権をかけた同大会には、日本テニス協会が選考した13歳から18歳までの男女各8名が出場。男子シングル決勝戦には、白石光と阿多竜也が勝ち上がった。
天候の影響で試合時間が変更されるなど、イレギュラーな中での試合となった決勝戦だが、2-0(6-2,6-3)で白石が勝利。本戦出場権を手に入れた。試合終了後には表彰式が行われ、ローラン・ギャロス日本親善大使の滝川クリステルが「226位というランキングから、優勝まで自分の力を出し切ってここまで来れたのは、本当にすごいこと。パリでも自信を持って頑張ってくださいね」と優勝した白石を祝福した。
試合を終え、白石は「自分がまさか優勝できると思っていなかったので、今まで経験してきた試合の中で1番嬉しいです。クレーでの戦いは約1年半ぶりで不安もあったのですが、なかでもドロップショットやボレーがうまく決まって、自分のプレーが出せました。長いラリーになるのが面白くてすごく好きなので、パリでもレッドクレーの醍醐味である長いラリーを楽しみたいです」とコメント。
女子決勝戦は日程が変更され、3月3日(金)に行われる。
《美坂柚木》
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