同日、日本ハムは阪神との練習試合を行ったが、中田は出場を回避。3月7日に開幕が迫る「ワールド・ベースボール・クラシック2017」(WBC)では主砲としての活躍が期待されているが、左手首痛も踏まえて現在のところは慎重に調整を続行中だ。
同僚の大谷は右足首のケガによりWBCの出場を断念。その大谷の打撃練習の様子をネット越しに見つめる中田は何を思うか。
大谷選手のバッティング練習を見つめる中田先輩。#lovefighters #ファイターズキャンプ2017 #宇宙一のその先へ pic.twitter.com/I8tsBMGRoh
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年2月19日
2015年11月に行われた「WBSCプレミア12」では、4番には大阪桐蔭高(大阪)の先輩でもある西武の中村剛也やDeNAの筒香嘉智がすわり、自身はその後の打順を任された。同大会を通じて勝負強さを発揮し好結果を残したことから、本人はWBCでも「4番にはこだわっていない」「下位で気楽に打ちます」とも話す。
前回の「WBC2013」では「先輩たちに引っ張ってもらった」。今回は筒香や山田哲人(ヤクルト)、鈴木誠也(広島)など自身よりも年下の選手が数多く選ばれている。中田は打線の中軸を担う主砲としてだけでなく、若い侍ジャパンの兄貴分としてもチームを牽引する。
日頃から可愛がる後輩・大谷の無念の離脱。その思いも晴らすような、大舞台での爆発を期待したい。