国際サッカー連盟(FIFA)は1月9日、スイスのチューリッヒで年間表彰式を行い、2016年度の最優秀選手にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを選出した。
昨シーズンのロナウドは所属するレアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグを制覇し、ポルトガル代表としても同国を初のヨーロッパ王者に導いた。その活躍が評価され2016年12月には自身4度目のバロンドールを受賞している。
ダブル受賞のロナウドは、「キャリアの中でも最高の1年だった」と2016年を振り返った。
「疑念もたくさんあったけれど、トロフィーの獲得が僕はトロフィーにふさわしく、大会において目標に到達できるのだということを示してくれた。優勝したあとは自分がしたことに疑いを持たなかった」
今回の表彰ではFCバルセロナの面々が欠席した。ジェラール・ピケ、アンドレス・イニエスタ、ルイス・スアレス、リオネル・メッシがベストイレブンに選ばれていたが、11日にアスレティック・ビルバオとのコパ・デル・レイ5回戦が控えているためだ。
バルセロナ勢の欠席にロナウドは、「一緒にいられず残念だけど理解できる話だ。でも、あらゆる人に感謝するよ」と笑顔で語った。
《岩藤健》