『フランス・フットボール』誌が12月12日、2016年のバロンドール(年間最優秀選手)を発表した。受賞したのはレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドだった。
昨シーズンのロナウドはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ新記録の11ゴールを挙げたほか、決勝戦でもPK戦で最後のキッカーを務めクラブのCL制覇を決めた。
ポルトガル代表でも同国を欧州選手権初優勝に導く活躍を見せ、2年ぶり4度目のバロンドール受賞となった。
受賞を喜ぶロナウドは、「僕自身4度目のバロンドール受賞を大変光栄に思う。気持ちは初めて受賞したときと変わらない。また夢が実現したんだ。バロンドールを4度も受賞できるとは思いもしなかった。だからとても嬉しく思っているし、とても幸せだ。代表チームとレアル・マドリードでの、僕のすべてのチームメートに感謝したい。サポートしてくれたすべての人に感謝したい」と感激のコメントを出した。
記者投票により選出された今回のバロンドール。1位のロナウドは745ポイント、2位のリオネル・メッシ(バルセロナ)は316ポイント、3位のアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)は198ポイントだった。
《岩藤健》