男子テニス世界ランク5位の錦織圭は1月9日、ブリスベン国際で負った左臀部の負傷により、シドニーで参加予定だったエキシビションを欠場した。全豪オープンへの影響はないと言う。
今シーズン初戦のブリスベン国際で決勝まで勝ち残った錦織。2017年初タイトルの期待もかかったが、グリゴール・ディミトロフとの試合中に違和感が出た。セットカウント1-1からメディカルタイムアウトを取ると、第3セットではミスが増えて敗れた。
「今日プレーできなくて残念だ。ケガの状態は悪くないが休養が必要だ。今日プレーできないことは申し訳なく思う」と話す錦織。ブリスベンでの試合はタフなものだったとトーナメントを振り返っている。
「ブリスベン国際は、とてもタフな大会だった。ナダルを含む5人のトップ10選手が出場していた。僕はワウリンカと対戦したし、決勝ではディミトロフが相手だった。厳しい試合が多かったので体力を消耗した」
痛めた箇所については、「2、3日休めば大丈夫だろう。来週の全豪オープンまでには準備を整えたい」とした。
《岩藤健》
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