2年前の2014年にセリエAのパッラヴォーロ・モデナに短期留学しており、今回は二度目のセリエA挑戦となる。「二度目の挑戦となりますが、前回よりも強い意志を持って臨んでいきたいです。応援してくださる方々に感謝の気持ちを忘れずに精一杯戦っていきたいと思います」と抱負を語った。
一度目との変化を問われると、「全日本にも関わることができて海外経験も積めたので、今自分がどれだけ通用するのかを試したいと思います。(留学先の)チームがよくない状況なので、自分が入って活躍していきたいです」とトップリーグで戦う覚悟をのぞかせた。
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イタリアでチャレンジしたいこと!
イタリアでチャレンジしたいことベスト3には、「スタメン獲得」「ファイナル出場」「イタリア語」を挙げた。
「前回はスタメンで出場できることが少なかったので。今回は絶対に獲得してやろうという気持ちで一番目に書きました」と意気込む石川選手に、中央大学男子バレーボール部の松永理生監督は深く頷き、「前回は経験を大事にということにしていましたが、今回は自分の成果を出して海外の選手にチャレンジしながら自分のポジションを獲得していってほしいと思います」とエールを送った。
司会者からイタリア語を求められると、「ちょっとだけしか話せないですけど…」と言いながらも、しっかりとした挨拶を披露した。
「バレーボールはコミュニケーションが一番大事だと思っているので、もっと勉強してラティーナの方とたくさんコミュニケーションがとれればなと思います」
その後、報道陣にイタリア語でのコメントを求められると、松永監督と顔を見合わせ、「マジか…」と苦笑いながらも「felice(フェリーチェ)」と一言。
「幸せなことなので、楽しんでいきたいなと思います」
思わぬ不意打ちに、大学生らしさが垣間見えた。
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— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年12月5日
イタリアでチャレンジしたいことに、イタリア語と答えた #石川祐希 選手。さっそくイタリア語で抱負を語っていただきました pic.twitter.com/cJmZCPclHN