サッカーのブラジル1部リーグに所属するシャペコエンセは、チャーター機の墜落事故により選手・首脳陣の多くを一度に失った。クラブ幹部からは、この事故によりチームの存続が危ぶまれるとの声が出ている。
1970年代に設立された、ブラジルでは比較的新しいクラブのシャペコエンセ。2014年に35年ぶりの1部復帰を果たし、今シーズンはカイオ・ジュニオール監督の下で快進撃を続けていた。
「選手の大半を失ってしまい、すべてを最初から始めなければならない。来週からはピッチに送り出す選手を11人そろえることができない」
チームの存続も危ぶまれるなかでクラブは多くの人々による支援を求めている。
「我々はブラジルで最も予算規模が小さなクラブのひとつだ。それほど大きなクラブではない。チームを再建するには他クラブやグローボTVネットワークや、ブラジルサッカー連盟からの大きな支援が必要になる」
《岩藤健》
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