香川真司、苦境に立つ心境を吐露「僕は天才ではない」「大きな壁が目の前に」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

香川真司、苦境に立つ心境を吐露「僕は天才ではない」「大きな壁が目の前に」

スポーツ 選手
香川真司 参考画像(2016年10月29日)
  • 香川真司 参考画像(2016年10月29日)
  • 香川真司 参考画像(2016年9月23日)
  • 香川真司 参考画像(2016年10月29日)
ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属するサッカー日本代表MF香川真司が11月20日、苦境に立つ現在の心境をブログにつづった。

11月の日本代表戦メンバーに召集された香川。11日のオマーン戦で日本は4-0で快勝したが、香川は右足首痛のため欠場。日本が2-1で勝ち点3をつかんだ15日のサウジアラビア戦は先発から外れ、後半19分に途中出場となった。

また、19日のブンデスリーガ・第11節のバイエルン・ミュンヘン戦で香川に出場機会はなく、チームは1-0で勝利している。

『iroiro』と題したブログで香川は、「代表終えて、まずはバイエルンとの試合を終えました。代表もチームも勝利できた事。本当に良かったです」と勝利を報告。「今までは試合に出る事が普通でしたが、今はドルトムントでも代表でもベンチから見る時間も多くなりました。今試合の出場に関して満足できるものではありません」と続け、苦しい胸の内を明かした。

しかし、香川は前向きな姿勢も示した。「試合に出場している選手の良い部分を勉強したり、自分の良い部分は何なのか?考えて見れるようになったりと自分としては決してネガティブではありません」と現在の状況をプラスにもとらえているようだ。

香川真司 参考画像
(c) Getty Images

「僕は天才ではない」と香川。「今考えてもずっと大きな壁が目の前にあり、そこを超えたい。そこを乗り越えなきゃ。その思いだけでずっと前に進んできました」と現状を打破したという強い想いをのぞかせた。

香川にとっての「大きな壁」は今回が初めてではないそうだ。「僕にとって2014年のワールドカップで今までで最も大きいと感じる壁がありました。だからこそ、目の前にある事を全力でそして、2018年に向けて頑張っていきます」と意気込みを示す。

ブラジルワールドカップ(W杯)で日本は、ひとつも勝利を挙げることができずグループステージを敗退。ロシアW杯で悔しさを晴らすことを誓っている。

最後に香川は、「昨日のドルトムントでもそうですし、埼玉スタジアムでも本当にサポーターの皆さんの応援に感謝しています」と感謝。「ドイツは寒いですが今日の朝焼けが本当に綺麗だったので写真を載せておきますね」とファンへプレゼントを掲載して締めくくっている。


ファンからは、「必ずチャンスはやってきます!」「真司くんの強さを感じて、涙が出ました」「未来の自分から現状を見ると、壁は案外低いかも!」「香川選手は努力の天才!」「香川選手の伸び代、私には見えますよ!」「真司選手のワクワクするようなプレーと、マイスターシャーレを掲げる笑顔を見れますように!」「素敵なドイツの朝の写真ありがとうございました。行ってみたいな~」など激励のコメントが多く挙がっていた。
《桜川あさひ》

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