男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルで11月15日、第2シードのノバク・ジョコビッチと第4シードのミロシュ・ラオニッチが対戦する。ガエル・モンフィスを6-3、6-4のストレートで破った試合後、ラオニッチがジョコビッチ戦の展望を語った。
初戦で第8シードのドミニク・ティエムと対戦したジョコビッチは、タイブレークで6本のセットカウントをしのぐも、最後は10-12で第1セットを落とした。普通であれば気落ちする展開だが、そこからジョコビッチはリカバー。6-0、6-2で続くセットを連取して白星スタートを飾った。
「ジョコビッチの試合を少し見た。終盤になるにつれて試合をうまくコントロールしていた。立ち上がりが悪かったがうまく持ち直した。15日の試合は難しい物になるだろうが、良いプレーができているし調子が上がってきている感覚もある」
パリ・マスターズ準決勝を負傷棄権したラオニッチ。コンディション面を心配されたが、モンフィス戦のプレーに自信を持ったと話す。
「リターンの調子が良かったし、サーブも思い通りに打てた。次もこれができるかが問題だ。このまま好調を保ちたい」
《岩藤健》
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