名古屋グランパス、初のJ2降格が決まる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

名古屋グランパス、初のJ2降格が決まる

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Jリーグは11月3日、J1リーグ第17節を行った。名古屋グランパスはホームで湘南ベルマーレと対戦。J1残留のかかる試合だったが1-3で敗れ、来季J2リーグへの降格が決まった。

試合は前半6分、湘南の山田直輝がDFをかわしながらエリア外からシュート。これが決まって名古屋はいきなり先制を許す。さらに前半37分、湘南は右サイドからのクロスを高山薫が押し込んで加点。名古屋は前半を0-2で終える。

後半5分にセットプレーからエリア内で選手が倒され、名古屋はPKを獲得。シモビッチが決めて1点差に追い上げた。勢いづく名古屋はボールを保持して自分たちの時間帯を作るが、そこからゴールネットを揺らすまでには至らない。すると後半15分、山田と競り合った田中マルクス闘莉王が自陣深くで転倒、ボールを奪われダメ押しの3点目を決められた。


Jリーグ発足当初から参戦してきた名古屋。初のJ2降格にファンからは、「1年ではい上がれる気は今はしないね」「ここ数年のサッカーではJ2でも厳しいよ。もっと必死にやらないと」と厳しい声が多い。

ファンからは闘莉王に対する、「闘莉王は復帰してからめちゃくちゃ頑張ってた。お疲れ様でした」「結果は残念だけど闘莉王のことが少し好きになった」「闘莉王の去就はフロント次第でしょうが、J2でも見たいです」などの声も寄せられている。

所属先なしの状態から名古屋に復帰、第11節のアルビレックス新潟戦で公式戦293日ぶりのピッチに立つと、ここまで精神的な支柱としてチームを支えてきた闘莉王。最終戦ではミスもあったが、その貢献度や献身的な姿はファンの胸を打った。

《岩藤健》

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