日本シリーズ2016、宮西尚生がピンチで本領発揮…広島はあと一歩およばず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

日本シリーズ2016、宮西尚生がピンチで本領発揮…広島はあと一歩およばず

スポーツ 短信
プロ野球日本シリーズ、AbemaTVで第3・5・7戦を生放送
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日本ハムは10月26日、札幌ドームで行われた日本シリーズ第4戦で広島と対戦。3-1で接戦を制し、2勝2敗のタイに持ち込んだ。

1点をリードされていた日本ハムは、中田翔内野手の同点本塁打とレアード内野手の勝ち越し本塁打で3-1と逆転。2点をリードして迎えた最終回のマウンドには、今季ホールド王のタイトルを獲得した宮西尚生投手が上がった。

本来のクローザーであるマーティン投手が足の捻挫でシリーズ前に離脱。守護神不在の中、昨日の試合では最終回に谷元圭介投手がマウンドに上がっていたが、今日は宮西。岡大海外野手のファインプレーが飛び出すなど、2死まではスムーズにこぎつけたが、そこからが苦難だった。四球と連打で満塁とされ、迎えるは丸佳浩外野手。しかし、走者を背負った状態となり、逆にホールド王としての本来の力が発揮されたか、絶対絶命のピンチにも、外角低めに逃げるスライダーで丸から空振り三振を奪った。

栗山監督は「ピンチの状況においては、うちの投手の中では一番信頼しているのが宮西。抑えてくれると信じていた」と興奮気味に話した。対する広島は、一打逆転の場面を作るなど粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。

本拠地・札幌ドームに戻ってきてから2連勝の日本ハム。明日一気に王手をかけ、勝ち越した状態で敵地・マツダスタジアムに乗り込むことが理想だ。
《浜田哲男》

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