酒井宏樹の所属するオリンピック・マルセイユは10月23日、リーグ・アン第10節でパリ・サンジェルマンと対戦し0-0で引き分けた。
敵地で試合を支配されながらスコアレスドローに持ち込んだマルセイユ。ルディ・ガルシア監督は試合後、「ミッション・コンプリートだ」と話し、チームの現実的な目標についても語った。
「我々にとって引き分けはポジティブな結果だ。ミッションは果たした。シュートを打てなかったわけだから、これ以上は望めなかった」
現在の順位、チームが持っている力から今季の目標は来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権と話す。
「ELが現実的だろう。(リーグ制覇は)首位との勝ち点差を考えると難しいだろう。チャンピオンズリーグ圏内に入る力があるとも思えない。それで自尊心を傷つけられるという選手は、その気持ちを隠す必要はない。EL出場権獲得か、カップ戦優勝ができれば上出来だ」
引き分けは満足すべき結果と話すガルシア監督に対し、パリSGのウナイ・エメリ監督は「良くない結果だ」と落胆。ホームで相手をシュート0本に押さえ込み、自分たちは17本のシュートを放っていた。
「選手たちは良いプレーをした。ピッチを広く使い試合をコントロールした。決定機もあったが決められなかった」
《岩藤健》
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