明治大学発のベンチャーとして、理工学部の黒田洋司教授らが設立したSEQSENSEは、開発中のロボット「セキュリティロボットSQ-1」を19日から東京ビックサイトで開催される「Japan Robot Week 2016」に出展することを発表した。
「セキュリティロボットSQ-1」は、明治大学が特許出願中の独自のレーザセンサ技術により、固定の監視カメラでは追えない不審者や不審物の発見・通報・追跡等の業務を、人を使うよりも低コストで行うことができるというロボットだ。
さらにクラウドを介して高度な人工知能機能を利用することで、不審な行動や振る舞いを検知し、事故や事件を未然に防ぐことを目標にしている。
警備などのセキュリティ用途のほかにも、自走できることを活かして、道案内や配達といった様々な応用が考えられているという。
同ロボットは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援を受けた研究成果を活用したもので、2016年度内にも実証試験を開始し、2017年度中の実運用を目指す。
人に代わって不審者を発見!自律型移動セキュリティロボット
《防犯システム取材班/鷹野弘@RBBTODAY》