タイムスリップした気分に…オーストラリアのクラシックカーパレード 2ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

タイムスリップした気分に…オーストラリアのクラシックカーパレード

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古いパトカーの先導でパレードがスタート
  • 古いパトカーの先導でパレードがスタート
  • スタート地点には朝早くから観客が
  • The bay to birdwood
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3.パレードに出場できるのは1959年までのクルマに限定

パレードを走れるクルマには年代の規定があり、1959年12月31日までに設計・販売される状態になっているものに限られているそうです。50年以上前のクルマが特別な申請なく公道を走るは、日本人の私にはすごいことだと思いました。

ただし、これにはルールがあって、公道を走るための自動車登録(クラシックカーに限らず一般車も必ず必要な手続き)をされていること。自動車登録のないクルマはこのパレードには参加できません。また、当然ですが普通免許を持っている運転者に限られており、初心者マークでは運転できないことになっています。

4.スタート地点には約1000台のクラシックカーが集結

スタート時間の3時間も前から参加者が続々と入ってきました。クラシカルな雰囲気に身を包んだカップルや家族連れの姿も見られ、会場が一瞬タイムスリップしたかのようでした。古いトラック、消防車など一般とは違った車両もありました。

昨年よりも参加が多かった今年のパレード、参加車両は約1000台です。スタート会場は普段はサッカーの試合が行われているグラウンドで、そこにクラシックカーやモーターバイクが一堂に並びました。


一番古い車は1904年のド ディオン ブートン。1910-1950年代のフォードが数多さでは圧倒的。1930-1950年代のオースチン、1920-1950年代のシボレーも多かったです。バイクはやはりハーレーダビッドソンが目立っていました。

スタート地点にはクラシックカー好きだけでなく、近所の住民も珍しいクルマを見ようと会場に詰めかけました。古いモデルにはクラシックカーマニアが興味津々、一つひとつのパーツを真剣に見ている様子。

クラシックカーを持っているオーナーからは、クルマを大切にしていることや彼らの生活に溶け込んでいる様子が伝わってきました。


5.ナショナル・モーター博物館がゴール地点

ゴール会場はスタートから約70km離れたバードウッド地区にあるナショナル・モーター博物館です。こちらではパレードの車が到着し始める頃からコンサートや各賞の授与式の準備が進められました。

会場にはゴールを見ようと約7000人が集まり、終日お祭り騒ぎ。1958年のサンビーム、 1926年のポンティアック、それぞれのオーナーには賞が贈られました。すでに来年の日程も発表され、今から楽しみにしてるクラシックカーファンがいるようでした。
《Asami SAKURA from Adelaide, SA》

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