オーストラリア短期留学…学ぶのは言葉ではなく、生活習慣の違い | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

オーストラリア短期留学…学ぶのは言葉ではなく、生活習慣の違い

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学校併設のファームでは現在アルパカを飼育中
  • 学校併設のファームでは現在アルパカを飼育中
  • 約8000本あるというアーモンドファーム
  • 約8000本あるというアーモンドファームも遠足で訪れました
  • 夕方の運転中にはカンガルーの姿も
  • 収穫したアーモンドで作ったブレッドの試食、完売
  • 言葉を学ぶものに取ってはこれも参考書
  • ブドウ畑の広がる場所に通う学生も
  • 夕方には空を見上げたくなる夕焼け
海外に出てみると、今までの常識や非常識を疑問に思うことがあります。それらを体験させたいという日本の学校が少しずつ増え始めています。

私がフォトグラファーと並行して受けている仕事が、オーストラリアの冬(日本では夏休み)限定で日本から来る留学生たちの通訳とサポート、そして撮影です。最初は友人に頼まれてでしたが、仕事量が増え、現地の学校を見学できることもあり、現在も続けています。

私が主に受け持つのは、高校生の10日間というショートホームステイプログラム。ホームステイファミリーと生活し、平日は地元の学校でローカルな学生と過ごすものです。

ホームステイ先では日本の学生たちが少しでも過ごしやすいように心がけ、受け入れ側の学校は普段から各国の留学生を受け入れているところも多く、授業のプログラムはかなり楽しめるようなものが用意されています。

週末を2日はさんだ10日間、学生たちはこちらの学校でどのように過ごしているのか。人気のイベント順に紹介したいと思います。

約8000本あるというアーモンドファーム

1.遠足

10日間のうち2回は郊外へと出かけます。南オーストラリア州には学生向けアクティビティーが少ないために、学校もいろいろと考えているようです。学校でのお世話役の学生「バディ」と一緒の時は、バディも自分のクラスが抜け出せるので楽しんでいる様子。

州都アデレード市内に近い学校では、中心部でショッピングや美術館に出かけます。市内よりも離れている学校はファーム見学をすることが多く、広いファームにほとんどの学生たちは驚きます。

学校によっては、学校がファームを持っていることもあります。見学して実際に触れて、どのように飼育されているのかを学びます。

オーストラリアと言えばコアラやカンガルー。遠足でも必ず動物園に行きますが、ホームステイファミリーの家の近所で見かけたという学生も。

ブドウ畑の広がる場所に通う学生も

2.スポーツの授業

オーストラリアはオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)に代表されるようにスポーツの国です。体育の授業ではAFLのルールを学び実際にプレーし、ほとんどの学生が広い校庭で英語の授業の時とは違った表情になります。

とても楽しんでいる様子がうかがえます。英語のクラスでは理解できない言葉もスポーツとなると別。このクラスではスポーツに言葉の壁がないことを知らされます。

【次ページ 料理、アボリジニ、日本の文化を教える】
《Asami SAKURA from Australia》

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