限られた時間で作るのはANZAC(※)ビスケット。オーストラリアでは歴史に残るほど有名なお菓子で、歴史を学び、そしてビスケットを作るというもの。学生たちにはビスケットを作るほうが楽しそうに見えましたが…。
※1:Australian and New Zealand Army Corpsの略。オーストラリアとニュージーランドの合同軍事組織。
4.原住民アボリジニを学ぶ
現在、南オーストラリア州のほとんどの学校は授業の一環にアボリジニを学ぶものを取り入れています。以前はアボリジニとオーストラリア人の間に距離がありましたが、教育の中に取り入れることで社会が少しずつ変わり始め、距離が縮まってきています。留学生もアート・音楽そして習慣などをアボリジニの先生から直接学びます。

夕方には空を見上げたくなる夕焼け
5.低学年のオーストラリアの子どもたちに日本文化を教える
小学校を訪問し、子どもたちに日本の文化を教えるカリキュラムがあります。日本人と言えば折り紙というほど、折り紙は知られており、多くのローカルな子どもたちが喜んで折り紙を通して日本の学生たちと交流します。
このような特別な課外授業を中心と留学生だけのクラスには、ローカルな先生による英語のクラスがあります。英語のクラスでは挨拶や買い物ができるようになるまでの英会話を学びます。こうしている間に研修期間の10日間は終わります。
この短い日程で学ぶのは、やはり生活習慣や環境の違い。英語力は大きくは変わらないものの、この研修がきっかけとなり英語をきちんと学びたいと思う学生が増えてくるようです。
オーストラリアでのホームステイの注意事項が紹介されている動画があります。日本とは違う家庭環境、その中で生活をしているうちに日本とは違う環境を受け入れるようになってきます。