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オーストラリアのアーティストが集う、オープンなイベントで得られるもの

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  • この場所を説明するグレッグ・ジョンさん
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  • 広大な土地過ぎてスカラプチャーを見るためには歩くのが必須
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毎年8月オーストラリアで開催されているSALA(South Australia Living Artist)フェスティバル。

プロ・アマチュア問わず参加できるアーティストイベントとして誰もが知るほどの大きなイベントと成長しました。また最近は特にコラボレーションの作品も多く、注目したいところです。

さて南オーストラリア州・州都アデレード市内中心部にあるビクトリア・スクエアは、自転車のプロレース・ツァーダウンアンダーの選手村としても使われるほどの場所。平日はビジネスマンが多いこの場所もこのようなイベントがあると、観光客の姿も目立ちます。この8月SALA期間中はこのビクトリア・スクエアには、今年初めて、フェスティバルのハブとしてコンテナを再利用したアーティストのスタジオ兼展示場所がお目見え。

SALAでは毎年、このハブを始めとして、常に新しいことにチャレンジ。

昨年からフォトグラフ部門としてアーティスト参加をした筆者ですが、今年は参加に加え、観衆の一人として他アーティストの作品を積極的に見ることにしました。これらを見るのに一番便利なのが、ウォーキングやバスツァーで展示物を見て回るというもの。

今回、参加したのが、パルマー・スカラプチャー見学/ウォーキングツァー。会場は市内をバスで出発、約70kmほど離れたパルマーという場所です。参加費用は往復のバス代とランチ付きで30豪ドル。

市内の指定されたバス乗り場を定刻に出発、人数が把握できていたのかわかりませんが、最後の一人・二人がこのバスに乗り切れるかどうかというギリギリの小型バスは全員を無事乗せて出発しました。市内から20kmほど離れると町が点在するだけで住宅街も激減します。バスはそんな街並みを見ながら進んでいきます。このパルマー・スカラプチャーもこのSALAで見かけるコラボレーションの一つ。

とは言っても、アートの合作ではなく、アートと自然環境という一風変わった展示です。この土地の持ち主である、グレッグさんは、今から15年ほど前にこの土地400エーカーを購入、自分のスカラプチャーや他のアーティストの作品を展示、そしてこの土地の生態・環境のリハビリテーションを目的に掲げました。

今では、SALAという期間だけではなく、普段でもスカラプチャーと土地環境と融合施設として名を広めています。

そのスカラプチャーを見ながら土地の生態系も聞くというこのバスツァーは他のアーティスト観覧ツァーとは全く違うもの。そして今回のこのツァーに同行したのは、環境問題の専門家であるアンドリュー・アランソンさん。歩きながら土壌の変化を確かめながら私たちグループは丘を登っていきます。広大な土地に太陽の光を浴びながら空に伸びているスカラプチャーは壮大でした。広いだけに少し歩くだけで足元に咲いている花たちの姿も大きく変わります。

風が強いこのパルマーでは、強い風の中で生き延びるために背の低い茎の植物が目立ちます。

ランチは、ボランティアのリーダーなどからの差し入れ。これをみんなでシェアして食べるというハイキングスタイルでした。こんなランチの差し入れなども日本のソーシャルイベントではあまり見かけない光景のような気がしました。登りつめた丘を今度は来た方とは逆の方向から帰ることになりました。こちらにはまた別のスカラプチャー。それぞれに説明書きはなく、グレッグさんの説明を受けながら下っていきました。

この類のスカラプチャーは多くの人に見せるためだけの展示というよりは、アーティストたち自身の想いやその時々の背景を思い出として残しておきたいという気持ちが強く残るもの。これらのイベントを通してアーティストのその想いを伝え、見た人々に記憶に残らせることが一つの目的なのだろうと思います。

普段はほとんど人の姿を見かけないこのパルマーの土地。一度アーティストと足を踏み入れたことで本で見るよりはもっと鮮明に記憶に残っている今回のバスツァーでした。

映像は古いものですが、現在でもまさにこの映像の通り。グレッグ・ジョンさんが自ら撮影をしています。

《Australia photographer Asami SAKURA》
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