社内恋愛をテーマに扱った恋愛ゲームアプリを開発している株式会社OKKOは、ゲーム内に出てくるイケメンキャラクターを俳優・モデルなどで活躍するキャストが演じ、訪れたファンに疑似恋愛体験を提供した。
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ブースの前には長蛇の列。通りがかりの人も足を止めていた。
小さなコーナーに作られたオフィスのセットで、キャラクター役のキャストとファンの恋愛が繰り広げられる。“椅子ドン”で距離を詰められ、さらには顔を寄せて間近で語りかけられる。やりすぎなのでは…と傍から見てハラハラしていた私の気持ちとは裏腹に、憧れのゲームキャラクターが現実に出てきたことに、ファンは顔を真っ赤にして終始笑顔を見せていた。
株式会社OKKOのオフィスラブ体験ブース。通りがかりの人も思わず足を止めてしまうほどの近さ。#東京ゲームショウ2016 pic.twitter.com/1JpzPMjYJp
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年9月19日
最後には、キャストと記念撮影。リアル体験ならではの触れ合いだ。椅子ドンは約60分待ちの列ができたという。通りがかった人たちも足を止め、イケメンの椅子ドンを興味深そうに眺めていた。体験する本人だけでなく、見ていても楽しめる体験だ。
株式会社OKKO代表取締役社長・池喬氏はこう話す。
「リアルな体験を重視したかった。まあ、周りがVRに夢中なので、その逆を行ってやろうっていう天邪鬼なところもあります(笑)」
椅子ドンブースの反対側では、株式会社ボルテージが恋愛ドラマアプリ『天下統一恋の乱 Love Ballad』のリアル体験ブースを設け、こちらも90分待ちの列を作っていた。
VRでは未だ体験できない匂いや息遣い、人の体温…リアル体験もまだまだ負けていない。