脳波と連動する「マインドループテクノロジー」を用いた、“脳波VR”だ。手がけたのは電通サイエンスジャムとDG Labだ。
このマインドループテクノロジーは、脳波からその人の感情を推定し、気持ちを“スイッチ”するVR映像を生成、フィードバックループを作り出す技術。
電通サイエンスジャムブースでは、このマインドループテクノロジーと万華鏡映像を組み合わせ、ストレス軽減を試す機能性VRコンテンツ「Kaleido Therapy:カレイドセラピー」と、脳波をもとに興味や高感度に応じたシナリオを切り替えるVR映像コンテンツ「脳波LOVEチェッカー」の体験コーナーを設けた。
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こうした“癒やし”や“本性”を与えてくれるVRは、同社らが開発した独自VRゴーグルにある。このゴーグルには、人間の感じ方を客観的な数値で示し、興味、好き、沈静、ストレス、集中の瞬時変化を把握できる「感性把握アルゴリズム」の一部が仕込まれているという。
たとえばカレイドセラピーは、この独自VRゴーグルをつけると、VRゴーグルに仕組まれた脳波センサーユニットが瞬時にその人のストレス度をキャッチ。その度合に応じてVR万華鏡映像を変化させてリラックスモードに誘うという。
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また、脳波LOVEチェッカーは、仮想空間上に3人の女性が現れ、VRゴーグルをつけた人の脳波をキャッチ。3人への興味や好きといった尺度を把握・類推し、脳が最も好感を示した女性ひとりを自動的に投げかけてくれるというもの。
「えっ?こっちの女性。オレはこの人が好きだと思い込んでたけど」といった声が挙がり、自覚する意識と脳が好む女性が違うというエピソードも体感できる。
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