セリエAのトリノは9月18日、リーグ第4節でエンポリと対戦する。夏の移籍市場でトリノに加入したイングランド代表GKジョー・ハートは、前節でのミスから気持ちを切り替えている。
11日のアタランタ戦でセリエAデビューを果たしたハート。だが1点リードしていた後半11分、ハイボールの処理で飛びつくもさばききれず、ガラ空きのゴールに同点弾を決められた。終盤にはPKを止められず、トリノは逆転負けを喫している。
「試合の中ではミスも出るし、良いプレーも生まれるだろう。結局はサッカーなのだから、良いことも悪いことも起こるさ。ベルガモでのデビューを本当に楽しんだ」
まだチームに合流して間もないハート。イタリア語の問題もあり、チームメートと連携が取れてないのではとの懸念もある。だがハート自身は「良い先生について習っているし、サッカーのことなんだから意思疎通に問題はない」と否定した。
「GKコーチもいてくれるし、監督も僕をとても助けてくれる。とにかくこれは仕事なんだ。サッカーに関する話だし、選手間で意思疎通できるようになっていると僕は感じている」
《岩藤健》
page top