ダビド・ルイスは今夏の移籍市場で、パリ・サンジェルマンから古巣のチェルシーに復帰した。この移籍についてパリSGのウナイ・エメリ監督は、「ルイスは必要な戦力。残ってもらいたかった」と話している。
「ダビド・ルイスには残ってもらいたかった。彼は大事な選手だった。プレシーズンとリーグ・アンのほぼ全試合に彼は出場していた」
エメリ監督はリーグ・アン第3節、モナコ戦後にルイスから移籍志願の電話を受けたと明かした。慰留したがルイスの意志は固かったと言う。
「ほかのクラブと話をしていると言っていた。良いオファーを受けていて、出て行きたいと言っていた。彼には『大事な戦力だ』と伝えた。彼は『ここで幸せじゃないということではないが、良いオファーが来ていて僕にとって良い話になると思う』と言っていた」
クラブも交えて話し合ったが、選手が移籍の意志を明確にしている場合は、無理に引き留めると難しい事態になると感じたエメリ監督。最終的にはルイスの意思を尊重した。
《岩藤健》
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