ロジャー・フェデラーは2017年シーズンの完璧なカムバックを目指している。ウィンブルドン後の7月26日、ヒザと腰の故障を理由に今シーズンの残り試合を欠場すると発表したが、フェデラーの闘志は衰えていない。
「この準備期間でいまは本当に強くなれると信じているし、本当にその鍵となるものを手にしている。6ヶ月も休んだことなどなかった。普段なら1ヶ月休むだけだ。時には6週間だったり3週間だったりしたこともある。だからすべきことがたくさんあるんだ。自分をとても鍛えられると良いね」
引退を心配する声もあるがフェデラーは、「今後何年もツアーでプレーする大きなチャンスがある」とコートを去ることはまったく考えていない。
長期欠場の原因になったケガも徐々に良くなっていると話した。
「どんどん良くなっているよ。正しい道のりにあると思う。まだつまずきはないし、このまま行くことを願っているよ。静かな素晴らしい6週間だった。リハビリの時間が取れた。これから本当にハードな練習をする」
《岩藤健》
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