イングランド・プレミアリーグが9月10日に再開する。今節の注目カードはマンチェスターユナイテッドとマンチェスター・シティによる、マンチェスターダービーだろう。
ともに新戦力を迎え、ジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グアルディオラという名将が指揮を執ることになった今季。スペイン時代も激しいライバル関係にあった両監督のイングランド初遭遇を前に、元レアル・マドリード会長のラモン・カルデロン氏が両監督の違いを語った。
「個人的にはペップ・グアルディオラのスタイルのほうが好きだ。謙虚で問題に直面しても冷静だ。ジョゼ・モウリーニョはより激昂するタイプだ。思い通りにならないと周囲を責め立てる。私はそういうことは好まない」
グアルディオラ監督に好感を抱いていると話すカルデロン氏。だが指揮官としてのモウリーニョ監督の有能さは認めている。
「素晴らしいモチベーターであり、多くのタイトルを獲得してきた。マンチェスターダービーは素晴らしい戦いになる。おそらくモウリーニョが有利だろう。ユナイテッドはシティよりも歴史あるクラブで、ダービーでは伝統が重要な意味を持つ」
《岩藤健》
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