ロンドン五輪に続き、2度目の場となったリオデジャネイロ五輪。「前回は初めての出場だったのだオリンピックを楽しんでいた印象があったけど、今回は勝つことしか考えていなかった。なので開会式には出ませんでした」と2度目のオリンピックへの覚悟を語った。
開会式は長時間の待ち時間があり、体力的にも疲労が残る。翌日試合を控えていた丹羽選手は、試合を考慮して開会式には出なかったという。
リオデジャネイロ五輪前の大会では4大会連続で1回戦負けを喫し、不安要素も多かった。「オリンピックが近づくにつれ、緊張感が高まってきて、目先のことに集中できなくなってしまった。辛い時期でした」と振り返った。
1月の記者会見で色紙に「リベンジ」としたためた丹羽選手。偶然にもその日は、全日本選手権の開会式でもあり、優勝から遠ざかっていたため「もう一度勝利を」という意味と「ロンドン五輪のリベンジ」というふたつの意味があった。
今年の全日本選手権はベスト8で敗退してしまった。ロンドン五輪のリベンジはできたのかと問われると、少し間を置いてから口を開いた。
「結果だけ見たらリベンジできたと思う。団体戦は自分が負けてしまった試合が多かったので悔しい気持ちもある」
4年後の東京五輪では、納得のいく結果が残せるだろうか。2020年に期待が高まる。
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— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年9月8日