災害による鉄道路線の運休区間は、8月末時点で約1400kmとなった。7月末時点に比べ1000km近い大幅な増加だ。7月下旬の水害で一部が運休した富山地方鉄道(富山地鉄)の立山線はすぐに再開したが、8月下旬には台風が連続的に襲来。東日本を中心とした鉄道各線で大きな被害が発生している。とくにJR北海道の被害が大きい。路盤の崩壊や橋りょうの流失などが発生した石北本線や根室本線などは、再開までにかなりの時間がかかると見られる。