《お知らせ》CYCLE、月間1680万PV到達…リオ五輪の風 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

《お知らせ》CYCLE、月間1680万PV到達…リオ五輪の風

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弊媒体CYCLEにご訪問いただきありがとうございます。CYCLE媒体統括/編集長の土屋です。

このたびは、8月の媒体数値がおかげさまで過去最高を更新したので、感謝をお伝えしたく記事とさせていただきました。

2016年8月、月間1680万PV(PC、スマホ合算、シーセンス計測)となりました。

ひとえに読者のみなさま、取材対象のみなさま、関係者のみなさまのおかげです。誠にありがとうございます。

8月は、リオ五輪の風が大きく吹いた結果と捉えておりますが、良い機会ですので媒体のことを少し紹介し、今後の方針、取り組みなどもご案内できればと考えております。

◆2014年、月間50万PVからスタート

ドメイン「cyclestyle.net」は、2003年に立ち上がったもので、幾つかの企業の所有になったのち、弊社株式会社イードにジョインしたのが2014年1月です。名前の通り、当初から自転車のコンテンツを扱うサービスでありました。PVは弊社移管当初、月間50万PVほどでした。そこから2年ほどの取り組みで1680万PVまで、形を作ってきました。

弊社株式会社イードは、独自のCMSなどを活用し、複数のニュースサイトを運営しております。そのノウハウを生かし、CYCLEというサービスは、ニュースサイトとして方向付け、2015年からは扱うコンテンツをスポーツ全般に広げる方向で舵を切りました。

ニュースサイトをめぐる環境としましては、2010年くらいからスマホの普及、SNSの浸透と、デジタルメディア界隈は活況を呈していたと思います。2014年に弊社へジョインしたCYCLEは、こうした波には4年ほど遅れながら、本格的にデジタルメディアとして動き出しました。

ここで、PVの話をしたほうが良いかと思います。

PV(ページビュー、ページが開かれた回数)や、ユニークユーザーなどの数、規模を指標にすることが、現在のデジタルメディアを評価する上で本質的なのか、という問題です。

ここまでスマホが浸透した時代に、PVはある意味力技でつくることもできます。そのため、今回のように規模が大きくなりました、ということ自体が正しいのかは、わかりません。

その前提で、一方では規模の数字を公表することにそれなりの意味もあるだろうと判断しています。

特に我々のようなメディアは、収益がなければ続きません。そして稼ぎの中心は、人が集まっているところに対しての広告です。コンテンツ、流通、広告は、メディア稼働の基本ですが、我々のような運用者が投資とアイデアをもって磨ける、ビジネス面での武器は、流通です。

流通の上に、コンテンツ、広告が用意され、収支のバランスをとっています。

◆CYCLEがスポーツ全般を扱うことの是非

折をみて記事にしているところですが、スポーツ業界新参者の我々は、スポーツのコンテンツが権利ビジネスで構築されていることを体感しています。

幾度となく、webのみの媒体は取材禁止、というルールにより、うまく取材ができない状況に直面しましたが、こうしたルールも、権利ビジネスの一環かと思います。この点には、選手の肖像権や試合の放映権など、権利に価値=金額(ビジネス)がつき、コンテンツの利用権がさまざまなプレイヤーの間をお金とともに行き来する、ビジネスの世界が存在しています。

プロ野球を始めとする、人気スポーツコンテンツが、歴史的に新聞社などのメディアを母体(主催)として成立してきた背景も大きく関係しているとみられます。我々のようなweb媒体は、できる範囲で取材やアプローチをさせていただき、記事にすることで信頼を積み重ねるしかないと考えています。

◆今後の方向性

2016年8月は、リオ五輪取材を敢行し、今回のような結果を得たと分析しています。はじめての五輪取材で暗中模索ではありましたが、数字として結果が出たことにつきましては素直に喜べる部分もあると考えます。

そして、引き続き日常の運用が進んでおりますが、媒体としましてはある種淡々と運営する方針です。

web界隈の環境変化の速さは認知しておりますので、この変化より早く、自身が変化を続ける必要があります。

そのため、ニュースサイトである必要性も常に考え、なにがしかの新たなサービスに変化するときが近い将来にあるかもしれず、タイミングを逃さずに変化を続けていく所存です。

すでに汎用的なニュースコンテンツは、競争力を失っている場合が多く、これに対してどのようなサービスを展開することが価値につながるのか、模索の最中にあります。
《土屋篤司》

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