早速25日には組み合わせ抽選会が行われ、2017年6月3日に英国ウェールズのカーディフで行われるファイナルを目指す。
今シーズンのチャンピオンズ・リーグには、3人の日本人選手が参加する。
まず、イングランド王者として大会初参戦となるレスター・シティの岡崎慎司。対戦相手となるグループGの面々は、ポルト(ポルトガル)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)、コペンハーゲン(デンマーク)となっており、ステージ通過に向けて好スタートが期待される。
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岡崎慎司 (c) Getty Images
次に今シーズン、リーガ・エスパニョーラのセビージャに移籍した清武弘嗣。2015-16シーズンを7位で終えて通常チャンピオンズ・リーグへの出場権を得られないが、2015-16シーズンから変更されたUEFAヨーロッパリーグ優勝クラブが得られる新規定により、今シーズンもグループステージからの参戦が可能となった。
岡崎と同様、清武も大会初参加だが、強豪クラブということで活躍の期待が高まる。グループHに入ったセビージャの最大の敵は、イタリアのセリエA王者のユベントスだ。昨シーズンは3位でグループステージ突破はならず、ヨーロッパリーグにその後参戦。大会3連覇という快挙を打ち立てたが、今シーズンはヨーロッパリーグ行きの3位ではなく、ぜひグループリーグ突破を目指して欲しい。
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清武弘嗣 (c) Getty Images
3人目はボルシア・ドルトムントの香川真司。チャンピオンズリーグはこれまで22試合に出場。しかし、2011-12シーズンにドルトムントで上げたのは1ゴールのみと、攻撃を担う選手としては物足りなさを感じる。
グループFには昨シーズン大会覇者のレアル・マドリード(スペイン)が入った。今シーズン初めに多くの主力選手が移籍し、リフレッシュしたドルトムント。グループリーグを首位で通過し、準決勝でレアル・マドリードを破り、決勝戦まで勝ち上がった2012-13シーズンの再現に期待したい。
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香川真司 (c) Getty Images
今回の抽選結果ではグループステージの日本人対決は実現しなかったが、ラウンド16で日本人対決が実現するかもしれない。今シーズンはいつも以上に、チャンピオンズリーグの動向から目が離せない。