予選ラウンドを全勝で突破した米国だがセルビア戦、フランス戦は3点差での勝利。オーストラリア戦も最終的には10点差で勝ったが、一時リードを奪われるなど「今大会の米国は付け入る隙あり」と見られていた。
それでも準々決勝でアルゼンチンに大差勝ちし、準決勝でも2大会連続銀メダルのスペインに競り勝つなど決勝に向けて調子を上げていた。
第1クォーターを19-15で終えたアメリカは、第2クォーターでケビン・デュラントが爆発。このクォーターだけで3ポイントシュート4本を含む18得点で一気に試合の流れを決めた。点差がついてからはベンチも余裕ムード。コート上では次々に豪快なダンクを披露して会場を盛り上げた。
Final: USA 96, SRB 66#USABMNT in @Olympics: 25-game win streak, 3 straight
— USA Basketball (@usabasketball) 2016年8月21日
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バスケットボールファンからは圧倒的な強さを見せたアメリカに、「やっぱりレベルが違う」「ゴールした3人?だから?みたいにダンクキメてくのほんと好き。カッコよすぎて震える」「さすが、最後は圧倒的でしたね」「バスケット男子のアメリカ最強軍団とんでもない強さでした」など絶賛の声が寄せられている。
NBAのトップ選手たちで構成されるアメリカ代表『ドリームチーム』とも呼ばれるが、今大会はクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ、ゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーらが出場を辞退したため、完全な『ドリームチーム』ではないとの声もあった。
それでも最後は有無を言わせない圧倒的な強さで大会を締めくくってみせた。
#SquadGoals pic.twitter.com/iBrRMOS45U
— NBA (@NBA) 2016年8月21日