【リオ2016】日本人カヌー初メダリスト、羽根田卓也がスロバキア経由で帰国 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【リオ2016】日本人カヌー初メダリスト、羽根田卓也がスロバキア経由で帰国

スポーツ 選手
JALでフランクフルトから成田に到着したリオ五輪カヌー銅メダリスト・羽根田卓也選手
  • JALでフランクフルトから成田に到着したリオ五輪カヌー銅メダリスト・羽根田卓也選手
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リオ五輪カヌースラローム男子カナディアンシングルで、日本人カヌー競技初のメダリストとなった羽根田卓也選手(ミキハウス)が8月19日、帰国。成田空港で、メディアの取材を受け、次の東京五輪への抱負を語った。

羽根田選手は、愛知県豊田市出身の29歳。高校を卒業し、五輪金メダルを目指し、世界トップクラスのカヌーイストを輩出するスロバキアに単身で渡った。北京五輪は14位、ロンドン五輪は7位に入賞し、さらなる進化を求め、現在も同国の体育大学に通っている。

こうした拠点の状況から、羽根田選手はリオを12日に発ち、いったんスロバキアに“帰国”。そのあとフランクフルトから日本航空JL408便で成田に19日午後に着いた。

メディアに囲まれた羽根田選手は、「結果については満足している。オリンピックのメダルという目標をかかげてきて、毎日努力してきたことで成し得たと思っている」と伝えた。

「ロンドン五輪をきっかけに、徐々にタイムが上向きかけてきた。『ひょっとしたらリオでも上位に入るかも』と思っていた」

成田に到着した羽根田選手は、その足ですぐ実家へ向かうという。「愛知へは、これからセントレアを経由してそのまま実家に帰る。両親にやっとメダルを見せられる」と少し表情を緩ませた。

「父の胸元にオリンピックのメダルをかけると約束したので、それを果たせてうれしい。なかなか日本でゆっくりできないので、風物詩などに触れて日本を満喫したい」

羽根田選手は、胸元に光る銅メダルを手にしながら、カヌーへの想いについて「このすばらしい競技を、(自身の銅メダル獲得をきっかけに)たくさんの人に知ってもらいたい」と伝えた。
《大野雅人》

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