2005年にメジャーデビューしたフィルダーは、2007年に50本塁打を放ち本塁打王のタイトルを獲得するなど、強打の内野手として活躍した。2011年オフに父のセシルもプレーしたデトロイト・タイガースと9年総額2億1400万ドル(約217億円)で契約したが、2013年オフにレンジャーズへトレードされた。
レンジャーズ移籍初年度の2014年は以前から痛めていた首のケガに悩まされ、手術を決断したこともあり42試合出場、打率.247、3本塁打、54打点に終わった。2015年は調子を取り戻しカムバック賞も受賞したが、今季は再び首の痛みが再発していた。
After neck surgery, Prince Fielder to retire, per @Sullivan_Ranger: https://t.co/D8LVdvOU04. Club hasn't confirmed. pic.twitter.com/v3gfT9KT8f
— MLB (@MLB) 2016年8月9日
『MLB.com』は、フィルダー本人は現役続行を望んでいるが、医学的な見地から医師が同意しないだろうとしている。
フィルダーの引退にファンからは、「怪我だから仕方ないけどもっと活躍する姿を見たかった」「最近の引退ニュースで一番驚いた」「まだ若いのにと思ったら怪我か…」「メジャー見はじめた頃のスターがどんどん引退しちゃうなー」「フィルダーってドクターストップかかるほど酷かったのか」などの反応が寄せられている。