楽天は8月7日にコボスタ宮城で西武と対戦。1点ビハインドの七回に一挙4点を奪い6－4で勝利した。七回1死三塁から登板して2者連続三振を奪った西宮悠介が今季2勝目を挙げている。
楽天は1点ビハインドで迎えた七回表、二塁打で出塁した栗山巧を犠打で送られ1死三塁とされる。このピンチに楽天ベンチは西宮をマウンドへ送った。代打の山川穂高に直球勝負を挑んだ楽天バッテリー。外角の直球で見送り三振に仕留め、続く炭谷銀仁朗にも高めの釣り球を振らせて窮地を脱する。
その裏に楽天は嶋基宏のスクイズで同点に追いつき、茂木栄五郎の適時打で勝ち越した。
最高の救援で2勝目を手にした西宮は、「辛島選手、宮川選手と必死に投げてくださったので、何とかゼロに抑えられて良かったです」と自身の投球を振り返った。
梨田昌孝監督も、「1アウト三塁の状況で、0点に抑えたという素晴らしいピッチングでした。あの場面から流れがこちらにきはじめました」と気迫あふれる投球を評価した。
終盤に試合を引っくり返しての勝利にファンは、「最高の逆転イーグルスでした！」「これからの試合も勝ち越し目指してがんばれ」「西宮ナイスピッチング！MVPは間違いなく西宮です！」「もぎもぎ！！よくやったね！！」などの声を寄せている。
《岩藤健》
page top
