リオデジャネイロ五輪では8月6日から、テニスの男女シングルスが始まる。男子シングルスで優勝の本命と目されるのが、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ。出場する選手からも「ジョコビッチを倒さなくては」との声が聞かれる。
フランス代表のジョーウィルフリード・ツォンガは、「いまはノバクこそが最高の選手だと思う。今大会の倒すべき相手だ」とコメント。打倒ジョコビッチなくして金メダル獲得はないとの考えを示した。
「彼は五輪で優勝経験がないので大会を楽しみにしている。彼の偉大なキャリアのなかで唯一欠けているものだ。やはり倒さなければならない相手はノバクだと思う」
同じくフランス代表のガエル・モンフィスも、「優勝候補はジョコビッチだ」と大本命に挙げる。そのほかの選手では、「「ラファ(ナダル)は間違いなく世界屈指の手強い相手だ。調子を取り戻してベストを尽くしてくるだろう」とケガからの復活を目指すラファエル・ナダルを警戒した。
《岩藤健》