U-23サッカーブラジル代表は今夏、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得を目指している。過去3度の準優勝があるサッカー王国も金メダルは獲ったことがない。地元開催の大会で悲願の初優勝なるか。
サントスに所属するU-23ブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザは、同国初の偉業に向け今回の代表は良いチームになるはずだと話す。
「素晴らしい雰囲気になるだろう。みんなセレソン(ブラジル代表の愛称)でプレーして、お互いのことを知っている。フェリペ・アンデルソンはサントスでプレーしていたし、ガブリエウ・ジジェスのことも代表チームで知っている」
地元での金メダルを狙うブラジルは、オーバーエイジ(OA)枠でバルセロナのFWネイマールを招集するなど、A代表の経験も持つ実力者を多数メンバーに入れてきた。バイエルン・ミュンヘンのFWドグラス・コスタは負傷で欠場を発表したが、それでも本気度の高いメンバーとなっている。
「全員が夢に向けて頑張っている。彼らと一緒に過ごせる時間は素晴らしいものになるはずだ。五輪出場は嬉しいし楽しみにしている。優勝できれば大きな偉業だ。ブラジルでは誰も獲ってないタイトルだ。落ち着いて必死に努力する必要がある」
《岩藤健》