6.逆転サヨナラを放った男1974年の第1戦、パリーグは9回の裏2点差の場面で、当時阪急に所属していた高井保弘氏が代打で登場。すると、松岡弘氏(当時ヤクルトスワローズ)の投じたボールを、見事に読み、左中間スタンドに逆転サヨナラとなる一打を放った。まさに代打男と言われたパフォーマンスであった。高井氏のオールスター選出はこの年のみで、記憶にも記録にも残る、オールスター唯一の逆転サヨナラ打を放った選手となった。《次ページ 足で選ばれた男》