この日、錦織選手は都内で開催された「LIXIL がんばれ!ニッポン!日本代表選手団 応援イベント」に参加。松山選手の辞退には衝撃を受けたようだ。
「松山くんが好きで。一緒に世界で戦っているので尊敬しているし、まだ会ったことはなかったので、会えるのを期待していた部分はあった。それは少しショックでした」
リオデジャネイロ五輪を含め、夏はテニス大会が続く。全米オープンと比較して、五輪はどんなポジションに位置付けられるのだろうか。
「難しい質問ですね…」と唸りながらも、錦織選手は慎重に言葉を絞り出した。
「オリンピックとグランドスラムはまた違う大会。正直に言えばリオはポイントのつかない大会なので、その分全米オープンにかける思いはありますが、(五輪には)違う意味での大きさがある。メダルを持って帰れば、自分もそうだし、日本全体が盛り上がってくれる。そういった重みがオリンピックはある。より日本人として戦える場所だと思う」
東京五輪に向けても、「4年後なのでまだ何とも言えないが、30歳になり自分の状態も一番良くなっている頃だと思うのですごく楽しみ」と語った。
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年7月12日