サッカーフランス代表MFブレーズ・マテュイディは、代表の同僚FWアントワーヌ・グリーズマンのパフォーマンスを高く評価している。サッカー欧州選手権決勝を前にした会見で、「彼はバロンドールにふさわしい」と絶賛した。
フランスは7月7日にドイツとの準決勝を行った。この試合でグリーズマンは2得点の活躍、チームも2-0で勝利し決勝に駒を進めている。ここまで6ゴールを挙げているグリーズマンは、1大会に挙げたゴール数で9得点のミシェル・プラティニ氏に次ぐ歴代2位に浮上した。
「グリーズマンは間違いなくバロンドールの候補にふさわしいと思うよ。昨季やこの大会を通じて彼がしてきたことを考えれば当然だ。僕なら彼に投票する。彼はすごいことをしているんだ。彼自身と僕らのために日曜日とそれ以降も彼がこの調子でいくことを願うよ」
所属するアトレティコ・マドリードでも2年続けて22得点の活躍。堅守から素速く攻撃に転じ相手ゴールをこじ開けるアトレティコのスタイルにあって、多くないチャンスを確実にものにできるグリーズマンは戦術のカギを握る存在だ。
代表でも決定力を遺憾なく発揮し、チームを決勝まで導いてきた。フランスが誇る点取り屋は決勝でもゴールネットを揺らせるか。
《岩藤健》
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