前田は5-3と試合を引っ繰り返してもらったあとの六回、先頭打者のポール・ゴールドシュミットに4球目の変化球をとらえられ、ピッチャー返しされる。打球は前田の右ヒザ付近を直撃。落ちたボールを拾いあげ、すぐに一塁へ送って打者走者をアウトにしたが、うずくまって自力では立ち上がれなくなってしまう。
骨折も心配された前田だが、ドジャースによればX線検査では異常が見つからず、打撲と診断された。前田は「現時点では何とも言えないが」と前置きし、「次の試合も予定どおり先発したい。骨に当たってないのは分かったが、力が入らず体重もかけられなかった。今まで当たった打球で一番痛かった」と話している。
思わぬ形で緊急降板となった前田にファンからは、「悔しいのは分かるけど1回ローテーションを飛ばすべき」「まだ先は長いし無理することない」「大事がなくて勝ちもついたのは不幸中の幸い。足の状態が良くなるまで安静にしてほしい」など、心配の声が寄せられる。
試合はドジャースが七回に2点を追加して7-4で逃げ切った。
Kenta Maeda exits the game after being hit in the leg by a liner.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年6月15日
J.P. Howell will take over in the sixth. pic.twitter.com/eBCpVzjRnl
RECAP: @yungjoc650 homers twice as #Dodgers take game 2 vs. D-backs, win 7-4! #WeLoveLA
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年6月15日
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