NBA(米国プロバスケットボールリーグ)で今季、年間73勝のシーズン最多勝利記録を樹立したウォリアーズ。その中心選手として史上初めて年間400本の3ポイントシュートを成功させたカリーには、バスケットボールアメリカ代表でも金メダルの期待がかかっていた。
しかし、今夏のブラジル行きについてカリーは、「自分の中でいろいろ考え、家族やウォリアーズ、代理人とも話し合った結果、2016年夏の大会に出場するUSAチームの暫定ロースターから、自分の名前を取り出すことに決めた」と出場辞退を発表している。
以前参加したアメリカ代表チームでの試合は素晴らしい経験になり、そのため今回の決断は難しいものだったと話すカリー。胸にUSAと書かれたユニフォームを着て戦うのは大変な名誉だが、「最近負った足首とヒザのケガを考えると、オリンピック欠場はベストな判断だと信じる」と辞退の理由を説明した。
プレイオフに入ってからヒザを痛め、戦列から離れていた時期もあるカリー。復帰後はさすがの得点能力を見せているが、一方でドリブルから切り返したときに体勢を崩すなど、まだ本当に良いときに比べると足が動いてないのかなと思わせる部分もある。
2016-17シーズンのNBA開幕に向け今夏は準備に集中したいとした。
Stephen Curry statement regarding USA Basketball & 2016 Summer Olympics: pic.twitter.com/sBF4eVrIyH
— Warriors PR (@WarriorsPR) 2016年6月6日