アンディ・マレー、全仏オープンで2試合連続フルセットの激闘 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アンディ・マレー、全仏オープンで2試合連続フルセットの激闘

スポーツ 短信
アンディ・マレー(左)とマシアス・ブルグ(2016年5月25日)
  • アンディ・マレー(左)とマシアス・ブルグ(2016年5月25日)
  • アンディ・マレー 参考画像(2016年5月25日)
テニスの全仏オープンは5月25日に男子シングルス2回戦が行われた。世界ランク2位で第2シードのアンディ・マレーは、同164位のマシアス・ブルグと対戦し6-2、2-6、4-6、6-2、6-3で勝利した。

ラデク・ステパネクとの1回戦を2セットダウンから、フルセットの死闘で制したマレー。優勝までの道のりを考えると、ここは楽に勝ち上がっておきたいところだったが、またも勝負は最終セットまでもつれた。

マレーはメンタル的な問題とする見方を否定したが、「試合の中で多くのボールを逃してしまった。やり方を見つけようと、トライしていた」という言葉からは苦悩ぶりがうかがえる。

主催者推薦で出場したブルグのプレーについては、「彼は非常に良いプレーをしたと思う。試合を通してサーブは高いパーセンテージを維持していた。ファーストサーブが良かった」と話している。

2試合続けて辛勝のマレーにファンからは、「何か心配事でもあるのかな。体調面は大丈夫そうなだけに」「まさかの2試合連続フルセット。でも波乱起きそうで起きない」「苦戦しても最後は勝つのが強者」などの声が寄せられている。

この試合ではフランス出身のブルグに観客の応援が集中し、リードした場面ではウェーブも起こった。完全アウェーの空気にテニスファンからは、「地元出身なのは分かるけど、観客のブルグ贔屓がやりづらそうだった」「全仏の客は昔からマナーが悪い。1999年の女子決勝を忘れてないぞ」と苦言も呈された。

《岩藤健》

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