ラデク・ステパネクとの1回戦を2セットダウンから、フルセットの死闘で制したマレー。優勝までの道のりを考えると、ここは楽に勝ち上がっておきたいところだったが、またも勝負は最終セットまでもつれた。
マレーはメンタル的な問題とする見方を否定したが、「試合の中で多くのボールを逃してしまった。やり方を見つけようと、トライしていた」という言葉からは苦悩ぶりがうかがえる。
主催者推薦で出場したブルグのプレーについては、「彼は非常に良いプレーをしたと思う。試合を通してサーブは高いパーセンテージを維持していた。ファーストサーブが良かった」と話している。
2試合続けて辛勝のマレーにファンからは、「何か心配事でもあるのかな。体調面は大丈夫そうなだけに」「まさかの2試合連続フルセット。でも波乱起きそうで起きない」「苦戦しても最後は勝つのが強者」などの声が寄せられている。
この試合ではフランス出身のブルグに観客の応援が集中し、リードした場面ではウェーブも起こった。完全アウェーの空気にテニスファンからは、「地元出身なのは分かるけど、観客のブルグ贔屓がやりづらそうだった」「全仏の客は昔からマナーが悪い。1999年の女子決勝を忘れてないぞ」と苦言も呈された。
10 sets.
— Roland Garros (@rolandgarros) 2016年5月25日
Three days.
7 hours 14 minutes.
And Murray's through to the 3R. #RG16 pic.twitter.com/zuqGS4pTQh