テニスのイタリア国際は5月12日、男子シングルス3回戦が行われた。世界ランク6位で第6シードの錦織圭は、同12位で第11シードのリシャール・ガスケと対戦し6-1、6-4で勝利。ストレートで準々決勝進出を決めている。
今月のマドリード・オープン3回戦で勝利するまで、対ガスケ戦は6戦全敗だった錦織。天敵とも言われた苦手の相手だが、初勝利を奪った自信は確実に両者の立ち位置を変えていた。
最初のサービスゲームをブレークした錦織は、危なげないテニスで第1セットを先取。第2セットも先にブレークして優位に立つ。ブレークバックを許し追いつかれたが、第10ゲームで奪い返して勝利を決めた。
錦織は準々決勝でランキング15位のドミニク・ティエムと対戦する。ティエムは同2位のロジャー・フェデラーを7-6、6-4で下し勝ち上がってきた。直近の対戦では2015年のゲリー・ウェバー・オープンで錦織がストレート勝ちしている。
《岩藤健》
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