【津々見友彦の6輪生活】後方確認ができるバーエンド型ミラー…トピーク「バーンミラー」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【津々見友彦の6輪生活】後方確認ができるバーエンド型ミラー…トピーク「バーンミラー」

オピニオン コラム
トピーク「バーンミラー」を取り付けた
  • トピーク「バーンミラー」を取り付けた
  • トピーク「バーンミラー」
  • トピーク「バーンミラー」
  • トピーク「バーンミラー」
  • トピーク「バーンミラー」を付ける前の状態
  • トピーク「バーンミラー」を付ける前の状態
  • トピーク「バーンミラー」を取り付けた
  • トピーク「バーンミラー」を開いた状態
街乗りする自転車の場合、安全なライドのために必須なのがミラー。私は長くクルマのレースをやっていたせいもあり、自分がどのような環境(前後のクルマの位置関係)にいるのか分かっていないと怖く感じて走れない。

なので、メガネに装着するミラーや、ミラー内臓型のヘルメットを普段から利用している。 自転車にミラーを取り付けたくないのは主にルックスの問題だ。折角シンプルでスッキリしている 自転車に後付けのミラーはどうもカッコよくない。

安全のために必要だと分かっていても、このルックスが気になるのだ。 クルマでもバイクでも、乗り物は見た目も大切。カッコよくないと楽しくない。 だが、その両立ができるミラーがあった。


トピークの「バーンミラー」

トピークのバーエンド「バーンミラー(Bar'n Mirror)」だ。 新しい製品ではないが、 バーエンドにミラーが内臓されている優れもの!

バーンミラーは一見すると普通のバーエンドだが、細長いミラーが隠されている。引き出すとミラーになり、不要な時には内部に格納できる作りになっている。

ミラーはしっかり格納されるので、端を指先で押しても簡単には出てこない。実はその方がありがたい。簡単に出てしまうと輪行中に飛び出して破損する恐れがあるからだ。ミラーの側面を指で押すと飛び出す仕様になっている。


バーンミラーを取り付ける

ミラーは約18mm×85mm(本体サイズはL130 x W33 x H36mm )の細長いもの。 一杯に引き出すと90度の真横に開き、さらにグリグリとねじって見やすい角度調整も可能で便利。 引き出した時の好きな角度で止めたいので、ミラー根元のネジを少し締めて固くした。 細長いミラーだが、後方のクルマや人もバイクも十分に確認できて安心だ。

取り付けの際には、現在付いているグリップのタイプに注意が必要。私の乗る小径車BD-1の場合はちょっとした問題があった。 元のグリップは、グリップの前後にハンドルバーと固定のためにロックリングで締めるタイプだ。バーエンド側のリングを外すとそこにはグリップの先端が残り、これではバーンミラーがはまらない。


バーンミラーで後方の安全確認

そこで、ロックリングで締めないタイプのグリップ(水に濡らすと自然に張り付くタイプ)に交換すると取り付けられた。 バーンミラーの重さは左右で216g。重量を気にするサイクリストにはやや重いかもしれないが、バーエンドとしてしっかりと握れる堅牢な作りなので、この点は安全性を選んだ。

しっかりとグリップを握っていると、万一転倒してもこの部分が最初に接地し、手のガードにもなるので安全性が高まった。

取り付けられるのはフラットバータイプのみで、ドロップタイプのハンドルバーには取り付けられない。 私はBD-1に取り付けてから後方視界がとても見やすくなり、ルックスもよく、とても満足している。価格は3800円(税抜き)。
《津々見友彦》

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