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【THE INSIDE】社会人野球も全国各地で開催…プロ二軍とアマの対決も

オピニオン コラム
JR東海・伏木海陸運送
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  • ベーブルース杯大会パンフレット表紙
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  • 三菱日立・対馬和樹
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春の社会人野球はそれぞれの連盟で通称“JABA大会”と呼ばれる公式戦が開催されている。その中からベーブルース杯の背景を追ってみた。

かつて社会人野球は後楽園球場で開催され、「真夏の球宴」と呼ばれる都市対抗野球が最大の目標だった。東京ドームに移行してからは、炎天下の球宴というイメージはなくなったものの、社会人の選手はその聖地を目標としている。

その地区予選が間もなくピークを迎えていくが、4月から5月にかけての社会人野球は各地区連盟主催のJABA(Japan Amateur Baseball Association/日本野球連盟)大会が開催されていく。


三菱日立横浜・トクナガ


■夏の都市対抗野球に向かって

毎年、3月初旬のスポニチ大会から社会人野球のこれらの大会が始まる。各大会で優勝すると秋の日本選手権の出場権が与えられ、予選が免除される。それも大きなポイントになるのだろうが、多くのチームは社会人野球最大のイベントであり目標である夏の都市対抗野球へ向けて、試したいことを公式戦で実行していこうという姿勢も多い。

こうした公式戦で戦っていくことで、今のチームの状態を確認しやすいこともあるだろう。5月2週目までのJABA大会の優勝チームは以下の通り。

東京スポニチ大会…日本新薬(近畿)
静岡大会……………東邦ガス(東海)
四国大会……………東京ガス(関東)
岡山大会……………トヨタ自動車(東海)
日立市長杯…………日立製作所(関東)
長野県知事杯………Honda鈴鹿(東海)
京都大会……………三菱重工広島(中国)
ベーブルース杯……中日二軍(2位・NTT東日本=関東)

東北大会が現在開催中で、北海道大会と先の熊本地震の影響で九州大会の日程は大幅にずれて8月開催となっている。それ以外は各優勝チームが、これから控える都市対抗予選でも中心となっていくことは間違いないだろう。もっともJABA大会を制しても、都市対抗予選で勝ち上がれないケースもなきにしもあらずだ。企業チームの参加数が多く、しのぎを削っている東海地区予選ではそんなケースが多く見られる。

東海地区勢としては東邦ガスとトヨタ自動車、Honda鈴鹿が優勝している。昨年のHonda鈴鹿は都市対抗出場を逃しており、2010年~2013年の4年間も出られない時期があった。それだけに今年は有望新人も多く入社して強化している。長野県知事杯では新人の畔上翔(日大三→法政大)が首位打者に輝くなど、早くもフルに活躍している。


プロと社会人のスコアボード


■ベーブ・ルースゆかりの大会

この一連の大会で異色なのはベーブルース杯だ。これは1947(昭和22)年、日本の特派記者が米国ニューヨーク市のメモリアル病院に入院していたベーブ・ルースを訪ね、サイン入りのカップを受け取ったことからその功績をたたえる大会を開催することになった。

当時、東海地区の関係者が尽力して、愛知県の鳴海球場で冠大会が開催されたのがきっかけになっている。以降、大須球場など名古屋市で開催されていたが、やがて長野市や群馬県桐生市、静岡市など各地で開催。1970年に最初の開催地である名古屋市に戻り、愛知県のアマチュア野球の聖地でもあった熱田球場で久しく開催されていた。

そして1991(平成3)年の第45回大会から岐阜県に移り、長良川球場と大垣北公園球場で開催されるようになった。当時は20~26チームが参加する一本勝負のトーナメント大会だったが、企業チームの減少など時代の流れもあって、第60回大会から12チームの予選リーグ~4強決勝トーナメント制になった。

■プロ野球二軍チームも参加

この大会からは中日ファームも参戦して、見る側にとっては新たな趣向のある大会となった。社会人野球の歴史を見ると、2002年に社会人野球公式大会の名称に「JABA」を盛り込むことが決議され、その年の大会で初めてプロの広島二軍がJABA大会に参加した。そしてベーブルース杯も長良川球場での開催が定着して、第60回大会から中日二軍が参加することになった。


中日・野村

今年は中日二軍が優勝してプロの面目を保ったが、5月2日の試合では野村亮介(静清→三菱日立パワーシステム横浜→2014年ドラフト1位)が先発した。相手の三菱日立パワーシステム横浜は、野村の出身チームでもある。

ドラフト1位指名で中日入りしているだけに、古巣相手にプロ入りした姿を見せたいところでもあった。初回に2点を失ったものの、中日の四番で入っていた福田永将(横浜高→ドラフト3位)の本塁打などで逆転。勝ち投手になり恩返しをすることができた。こうしたシーンに遭遇するのもベーブルース杯の楽しさかもしれない。

結局、中日二軍が一次リーグ3戦全勝で決勝トーナメントに進んだ。JR東海、NTT東日本を下して、5大会ぶりで3回目となる優勝を果たした。なお、JR東海には元中日の中田亮二(明徳義塾→亜細亜大→ドラフト2位)がいた。元プロと現プロとの戦い、それはそれで興味深いものである。
《手束仁》
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