井上尚弥、判定で2度目の防衛成功に「課題も多く見つかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

井上尚弥、判定で2度目の防衛成功に「課題も多く見つかった」

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井上尚弥 参考画像(c)Getty Images
  • 井上尚弥 参考画像(c)Getty Images
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  • 井上尚弥のブログより
プロボクシング・WBO世界スーパーフライ級12回戦。王者の井上尚弥が5月8日、有明コロシアムで同級1位のダビド・カルモナ(メキシコ)を相手に3-0の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

山中慎介、長谷川穂積らに並ぶ世界戦5戦連続KOへの期待もされたが、記録は逃している。

試合から一夜明け、井上はブログを更新。「2度目の防衛戦 応援ありがとうございました」と声援を送ったファンに感謝の言葉を書き込んだ。

「期待に応えられるような内容ではなかったし、自分でも納得のいく試合が出来なかったですが、次に繋がったし課題も多く見つかったので、また次に向けて頑張ります」と振り返る。

試合途中に拳を痛めたことについて井上は、「拳は両拳痛めました」と左右両方の拳を痛めていたことを明かし、「長引く怪我ではないので、すぐに再開出来そうです!」と書いている。これも含めて「経験」と続け、前向きに捉えている。

1ラウンドから井上は、右の拳でカルモナの頬に強烈なパンチをあて、KOを狙う戦いぶりを見せた。しかし、序盤に右の拳を痛め、中盤に入ると右パンチの回数は減った。それでも最終ラウンドは猛ラッシュでKO寸前まで追い込むが、カルモナが倒れることはなかった。

ファンからは「12Rでのあのスパートやば過ぎます!久しぶりに心が震えました!」「見ててすごく興奮するような試合でした!」「私の中ではKOです!」「両手拳早く治るといいですね」「両拳痛めてあんだけレベルの差を見せつけれるのにビックリ!」「次戦スッキリKO楽しみにしてます!」などのコメントが寄せられていた。

この日はIBFライトフライ級12回戦、王者の八重樫東の初防衛戦も行われた。同級11位のマルティン・テクアペトラ(メキシコ)との接戦を制し、2-1で判定勝ちしている。
《桜川あさひ》

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