ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが12月29日に行われた。王者の井上尚弥は挑戦者のワルリト・パレナスに2回TKO勝ちし、1年ぶりの試合で初防衛を果たした。
拳の怪我で試合から遠ざかっていた井上。実践の感が鈍っていないか心配されたが、取り越し苦労だったようだ。2回に最初のダウンを奪うと、ダメージが深い相手をそのまま連打で押し切りフィニッシュ。
復帰戦で王者の強さを見せた井上に、「そこらの相手じゃ話にならないでしょ。是非アメリカで試合してほしい」「アメリカで統一戦をやってほしい」「ラスベガスで戦ってほしい」「1年ぶりとは思えない完璧な勝利でしたね!強い!」「ロマゴンにも勝てるかも。それくらいの可能性を感じさせる試合だった」など、ボクシングファンからも聖地ラスベガスでのビッグファイトに期待が寄せられる。
井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長も次の防衛戦をクリアーしたら、ラスベガスを狙いたいと話した。日本のモンスターが世界を驚かせる日は近いかもしれない。
《岩藤健》
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