男子テニス世界ランク3位のロジャー・フェデラーは5月2日、背中のケガによりマドリード・オープンを欠場すると発表した。4月30日の練習中に痛みを覚え、大事を取って参加辞退することに決めた。
フェデラーは2月にヒザの手術を行い、4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズで復帰したばかりだった。今年に入ってからフェデラーの大会欠場は5度目となる。ローマで行われるイタリア国際と今月下旬の全仏オープンには出場の意向を表明したが、今年35歳になるフェデラーの度重なる欠場を心配する声は多い。
フェデラーの公式サイトは、「我々のチャンプは練習中の背中のケガにより、予防的措置としてマドリードから撤退することになりました」と伝えている。これが全仏を万全の状態で迎えるために決断した、先を見据えての決断であることをファンは願うばかりだ。
《岩藤健》
page top